next up previous contents
Next: About this document Up: Problems Previous: 物理学演習B(第24回) 1991年12月10日 (飯高)
VISIT MY BOOKSHELF
http://www.iitaka.org/


物理学演習B(第25回) 1992年1月14日 (飯高) (古典的輻射場との相互作用への応用)

【1】(5点) 角振動数の直線偏光が、角振動数の3次元等方的 調和振動子の基底状態で波動関数が近似できる一電子”原子”に当たる。 光電子放出の微分断面積は、運動量の放出電子が平面波状態に あると 見なせるとき

で与えられることを示せ。(ここに使われている座標系は、図5.10に示されたもの である。)

【2】(5点) 水素原子に対して、の表式を求めよ。 これがsに等しいことを確かめよ。

【3】(10点) [時間が余った人のために]  電磁場を量子化することによって、原子が電磁波を放出吸収するときの 遷移確率をもとめて、教科書の式(5.7.8)と比較せよ。



Toshiaki Iitaka
1996年07月25日 (木) 20時44分21秒 JST